自分の中の水瓶座を引き出したい時に
映画『デッド・ドント・ダイ』
この映画は、ゾンビものだ。
だけど、それはこの作品の重要な部分ではない。
ゆるい空気感、派手なセリフではないけれど、言葉のやり取りの絶妙なおかしみ。
低予算風なつくりでありながら、ビッグネームが次々に出演する。
ビビリのわたしにも見ることができるほどの怖さと好きなタイプの面白さだった。(と言ってもそこはゾンビ映画、全くのグロがないわけではないのでご注意を。)
そしてラストに向かって、この作品の根幹があらわになる。
わたしが感じたテーマは「風の時代への準備運動」。
先日8/2は、水瓶座でフルムーンだった。
水瓶座は近年、注目の星座だ。
「風の時代」という星占いワードを耳にしたことがある人もいるはず。
この時代が始まるきっかけとなった星座が水瓶座。
2020年末まで200年程続いた「地の時代」の「大切なのは、物やお金や安定」から、「大切なのは、精神性や多様性の尊重」の新しい時代の200年が始まったと星占いでは考えている。
「大切なのは、物やお金や安定」から、
「大切なのは、精神性や多様性の尊重」への時代のムードの移行。
この社会で、この身体を生きながらえさせるためには、お金や物が必要。
だけどいつの間にか、お金や物に自分自身を乗っ取られたように執着していることはないか。時代はそろそろ次のフェーズへ移動している、かもしれない。。
「最近食べ過ぎかも…」 「欲しいものが多くてつらい…」 「スマホばっかり見てる…」
なんて人に、いいお薬な作品。(わたしにも!)
映画 『デッド・ドント・ダイ』
監督 ジム・ジャームッシュ
出演 ビル・マーレイ アダム・ドライバー
ティルダ・スウイントン クロエ・セヴィニー
2019年製作/104分/R15+/スウェーデン・アメリカ合作
原題:The Dead Don't Die
配給:ロングライド (映画・comより)

