ご成人おめでとうございます!2021年の新成人のあなたへ

ご成人おめでとうございます。 これまで幾多の苦難を乗り越え、 今日の日を迎えられたことをお喜び申し上げます。


でもあなたは自分のことを完全なる「おとな」だと呼べますか? 実はわたしも成人してもう長いのですが、自分のことを「おとなになったなあ」と思う日はまれで、まだまだ自分を「こどもだなぁ…」とがっくりくることの方が多いのです。


というのも、今日あなたが「成人した」と認定されたのは、あなたの「社会的な立場」のことで、「個人的な心」は特になにも言われていないのです。


心がおとなへなる道のりは、一生続くのかもしれません。

それはなんだか苦行っぽい気もしますが、「あせらなくていいよ」ということだと思います。心はごくごく個人的、プライベートなものです。あなたのペースで進めばいいのです。


ここでわたしのおすすめの「心の育て方」をご紹介したいと思います。

それはさびしさや不安、怒りなど「負の感情」と呼びたくなるものが心に湧き上がってきた時の対処法です。


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社会に出るとあなたは「おとな」ということになっているので、これらの感情を「ふたしてこそ一人前」というルールを押しつけられる可能性が高いでしょう。社会の人たちにとってはその方が都合が良いようです。


でもあなたは「社会の一員」であると同時に「プライベートな自分」も持っている存在です。あなたの心が感じている感情はどんなにふたをしても「ある」。そのことはあなた自身が一番実感できるはずです。


だからパワハラ上司のように、「なんでこんな気持ちになるんだ!」と自分を叱りつけるよりも、「そうなんだ〜つらかったね〜」と心の声に耳を傾けてみるのはどうでしょう。 自分の話を否定せず聞いてくれる人には安心していろいろ話したくなるように、あなたの心もあなたが耳を傾けてくれるのなら素直な気持ちを話してくれるでしょう。 「本当はあの人を責めたいのじゃなくて、理解してもらいたかったの」「不安はあるけれど、楽しいことも起こりそうな気がしているよ」というように。

「感情は押さえつけるのではなく、耳を傾ける。」これを繰り返していくことで、あなたとあなたの心の信頼関係ができあがっていきます。これが安定した状態を長く維持できる人を「おとな」と呼ぶのだと思います。


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今年の成人式は、これまでのような気兼ねない形での開催がむずかしい状況です。 ウイルスについては専門家と呼ばれる方達でさえいろいろな考え方があり、社会にはいろんな立場の人がいるので、わたしは誰がどんな考え方でも仕方ないだろうと思っています。

あなたも今日を迎え成人されたことで、「社会の中のいろんな立場のひとり」になりました。


でもあなたの心はあなたのものです。 成人式やそのあとの懇親会が行えない時に悲しいと思う気持ちにふたをする必要はありません。あなた自身が耳を傾け、うんうんと聞いてあげてください。そして「心」と「社会的立場の自分」で話し合ってよりよい策を見つけましょう。はじめはうまくいかないかもしれません。でも「おとな」になる道はまだまだ長いです。あせらずいきましょう。


これからのあなたの進む道が、これまで以上に明るいものでありますように。

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